女性は結婚して子供を生むと、ある程度の期間は離職して子育てに時間を費やさなければならなくなります。
離職期間があるのは男性に比べると現場でのキャリア構築に後れを取ってしまう原因となるため、プログラマーとして将来も活躍していきたいという場合には、離職期間中のキャリアアップ法を考えなければなりません。

子育てをしながらでもできるキャリアアップ法として、プログラマーの場合にはフリーランスをする方法があります。
請負案件に限定して受注して仕事をする道を選べば時間の合間を縫って働くことは可能であり、それまでに築き上げてきたスキルを活用できるものを選び出す労力があるだけで済みます。
エージェントを利用すれば該当する案件だけを抜き出して紹介してもらえるため、効率よく子育てとの両立を行えるでしょう。（※エージェント利用によるフリーランスの上手な案件獲得法）

一方、スキルアップを目指すのではなく、将来的なキャリアの可能性を広げるという観点から進めるキャリアアップ法もあります。
他の分野についての理解が深いことが開発現場でも求められるようになってきているため、離職中はスキルよりも他の分野の知識を得ることを目指す機会にするという方針も有用です。

通信教育を利用してある分野の資格についての勉強をしたり、ビジネスを学んで営業力を高めたり、経営者としての素質を獲得したりする方法があります。通信教育なら勉強する時間の自由があるため子育てと両立させやすく、着実に将来性を高めることができるでしょう。